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米国でのローンの延滞率が悪化傾向

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今年に入りアメリカの自動車ローン、クレジットの延滞率が悪化傾向となっています。
住宅ローンの延滞率は下がっていますが、これもいつ悪化傾向に陥るかわからないところです。

2007年に発生したサブプライムローンですが、2006年ごろから自動車ローンやクレジットカードの延滞率が上昇してきました。

サブプライムローン発生から10年、また、米国の自動車ローンやクレジットカードの延滞率がは上がっております。
ただ、それと同時に2007年では、住宅ローンの延滞率が上がっていましたが、今回は特に上がるようなこともなく若干ではありますが、下がってる状態ともいえます。
2007年は、住宅ローンの借り手が低所得者向け(サブプライム)であり、今回の自動車ローンの延滞率もサブプライムであるみたいです。
また、自動車ローンの証券化も行われており、2010年では、5.1%だったのが、2017年では、32%を超えた状態になっていみたいです。

自動車ローンが、1兆700億ドルぐらいで16%がサブプライム層が借り手みたいです。結構な規模になりますね。。ただ、アメリカの家計の負債が2017年3月末の発表で12兆7,250億ドルになり、1/10弱が自動車ローンとなっています。

これが大きいか小さいかというと何とも言えませんが、2007年に発生した住宅ローンよりは、金額、期間的にみると当時より問題ないと考えますが、増加傾向になっている状態であり、焦げ付いた場合、自動車メーカーが打撃を受け、輸出入が減るのではないでしょうか。

特に日本の自動車メーカーはアメリカに対しての輸出が多いので打撃が大きくなりそうです。

後は、自動車ローンの証券を持ってる人も、アメリカ国内ではなく、日本やヨーロッパがもってるならば、若干ながら影響は出てくると思います。

しばらくは、注視する必要はありそうです。

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