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IMMポジションと7月23日の週の経済指標

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IMMポジション

今週は、イギリスの指標が思わしくなくポンド安となりました。また、週末にトランプ大統領のドル高牽制の発言でドルが全面安となりました。
円などは一時113円を超えていましたが、週末のトランプ大統領の発言により、一気に111円前半まで下落しました。米ドル円の日足チャートなどは、
10日移動平均線を下回り、20日移動平均線に差し迫る展開となっています。
ただ、週足については、10週移動平均線との乖離が先週の段階で大きくなってきたので調整といった見方ができると思います。

EUR/USDについては、週半ばはまではドル高で推移していきましたが、やはりトランプ大統領の発言によりユーロ高ドル安となりました。
EUR/USDとGBP/USDもほぼ同じような動きになっています。完全にドル高牽制の発言が効いていますね。。
ムニューシン財務長官が、トランプ大統領は為替介入の意向はないとの報道されていますが、口先介入ともいえますね。。

ただ、ロシアとの会談でトランプ大統領が「ロシアがアメリカの選挙に介入する理由がない」といったことに対して、
言い間違いと弁解をして、介入しない理由がないと言おうとしたところ間違えたとのこと。
トランプ大統領に対して不信感が出てきたのではないかと思うような形ですね。次の中間選挙はだいぶ絶望的になってきたのではないでしょうか。。

IMMポジションの結果は下記の表を見てもらえるとわかりますが、週末のトランプ大統領の発言により来週は現物も先物もドル売で始まるのかなと思っています。
ただ、上記に書いた通り、ムニューシン財務長官が為替介入の意向はないとのことで少しは混乱も収まるのではないでしょうか。。

USD/JPY

日付 LONG 前週比 SHORT 前週比 差引 総建玉
2018/06/26 44,430 -2,135 78,651 -3,476 -34,221 153,566
2018/07/3 49,990 5,560 88,720 10,069 -38,730 168,360
2018/07/10 60,563 10,573 100,395 11,675 -39,832 182,066
2018/07/17 77,021 16,458 135,671 35,276 -58,650 215,413

EUR/USD

日付 LONG 前週比 SHORT 前週比 差引 総建玉
2018/06/26 190,147 -537 156,243 1,677 33,904 481,383
2018/07/3 189,005 -1,142 152,258 -3,985 36,747 487,131
2018/07/10 179,401 -9,604 155,044 2,786 24,357 477,596
2018/07/17 177,390 -2,011 155,983 939 21,407 490,064

USD/GBP

日付 LONG 前週比 SHORT 前週比 差引 総建玉
2018/06/26 41,491 -5,401 63,072 -3,026 -21,581 169,623
2018/07/3 43,775 2,284 72,556 9,484 -28,781 184,402
2018/07/10 32,043 -11,732 72,446 -110 -40,403 178,633
2018/07/17 40,841 8,798 79,593 7,147 -38,752 187,151

経済指標

来週の経済指標ですが、ECBによる政策金利発表があります。それ以外だとGDPの速報値がありまた、耐久財の経済指標があります。GDPは大きく動く可能性があるので、そのあたりのトレードは様子見をしたほうが良いと思っています。

日付 地域 経済指標
7/23 23:00 アメリカ 6月中古住宅販売件数
7/25 23:00 アメリカ 6月新築住宅販売件数
7/25 23:30 アメリカ 週間原油在庫
7/25 23:30 アメリカ 週間ガソリン在庫
7/26 08:50 日本 前週分対外中長期債
7/26 08:50 日本 前週分対内株式
7/26 20:45 EU ECB政策金利発表
7/26 21:30 アメリカ 6月耐久財受注額
7/26 21:30 アメリカ 6月耐久財受注額(除輸送機器)
7/27 21:30 アメリカ 4-6月期GDP速報値

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